はじめに・みみょうの保育

はじめに

  • 人がどのような人生を送るかの鍵は、乳幼児期の育ちにあると言われています。
    最初の鍵は、誕生後しっかりかわいがられて人が好きになることです。だっこされたり、あやしてもらったりしながら、愛されているという安心感(自己肯定感)をもらった子は笑顔が多く、普通の愛情で満足する子になります。
    第二の鍵は、1歳半頃から始まる自我の芽生え(自己主張)を、まわりの大人にどのように受け入れてもらえるかで、他人との接し方や物事の考え方が変わってきます。小さいときから3歳前後にかけて、大人からの働きかけで、話すことと聞いてもらう喜びを知った子は、話すことと聞くことが上手な子になります。
    第三の鍵は、人は群れの中で育ちます。子どもは大勢の友だちや色々な人とのふれ合いの中で、一緒に遊ぶ楽しさや他人との付き合い方を体を通して学びます。また、考えたり、工夫しながら、長時間楽しく遊ぶ中で、根気や集中力、自分で物事を判断する力が身についてきます。
    第一と第二の鍵が、ご家庭において保護者とどのように過ごすかにかかっているとするならば、第三の鍵は、保育園生活の中で大きく育つということができるでしょう。保護者と園とがお互いに密接な連携のもとに、子どもたちの園生活を実り豊かなものにして、明日を生き抜く力の基礎をつくるようにしましょう。
    人生の中で、お仕事と育児をしながら家庭生活を維持していくのは、大変なことと思いますが、子どもはすぐに大きくなります。人生最初の5年間に、あなたやあなたのご両親から伝わった人生の生き方を、わが子にインプットしてあげてください。
    時には叱ることも大切ですが、こんな時も、あとで「お前が好きだよ」など、ひと言添えてあげてください。
    毎日をできる範囲で、自信をもってわが子と向き合ってください。

各法人の教育・保育目標

社会福祉法人微妙福祉会

■保育理念

  • 「感謝と思いやり」のある「自主的な行動」のとれる子に

■基本方針

  • ・遊びながら考え、工夫しながらあそびを深める中で、心身の発達と生きる力を育む。
    ・多くの人との出会いとさまざまな体験を積み重ねる中で、状況判断ができるようにしていく。
    ・一日の生活リズムを整え、食事・排泄・着脱などの日々の繰り返しの中で、基本的生活習慣の習得を図る。

■保育目標

  • 1.思いやりや欲求が受け入れられ、愛されることで人が好きになる子に
    2.話しかけられたり、聞いてもらいながら存在感を肯定できる子に
    3.感動したことや、自分の思いを素直に表現できる子に
    4.友だちとのかかわりを好み、集中して遊びこむことができる子に
    5.善悪や状況判断ができる子に
    6.「生命(いのち)」を大切にする子に
学校法人微妙学園

■教育目標

  • 幼児期が生涯にわたる人間形成の基礎を培う大切な時期であることをふまえ、学校教育法の理念のみならず、大乗仏教の『和』の精神を取り入れ、「感謝と思いやり」のある「自主的な行動」のとれる子どもを育つことを願っています。

■教育内容

  • 本園の教育は、文部科学省の定める『幼稚園教育要領』における5つの領域(健康、人園関係、環境、言葉、表現)の示すねらいが総合的に構成されるよう教育課程を編成し実践しています。
    具体的には、幼稚園終了までに育つことが期待される生きる力の基礎となる心情・意欲・態度などが、幼稚園生活全体を通じ、さまざまな体験を積み重ねる中で、それぞれの幼児のなかに培われることをねらいとしており、“生活とあそび”を次の二つの側面からとらえて、適切な指導を行っています。
    ?子どもの主体的な活動を通して、子どもたちの自主性・自発性を育んでいきます。
    ?年齢の発達に応じたさまざまな活動を通して、幼児期にふさわしい道徳性や生活習慣などを育み、さらに豊かな情操を高めていきます。

学校法人翠光学園

■認定こども園

  • 本園は、学校教育法に基づく幼稚園でしたが、平成22年9月より教育基本法に基づく幼稚園と、児童福祉法に基づく保育所の両方の機能を持った認定こども園となりました。教育と養護と子育て支援を一体的に行う総合幼児教育施設です。

■教育・保育目標

  • 『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』のにおける教育及び保育の基本及び目標に基づき、日常の園生活やあそびの中で、各年齢ごとに望まれる健康、人間関係、環境、言葉、表現の5項目がバランス良く体験できる指導計画を作成して教育及び保育を行います。  具体的には、「楽しい保育」になるよう、子どもたちの思いやイメージを高め、何事にも自分から挑戦してみて、その結果「やればできる」という経験ができる保育を大切にしています。

■教育・保育要領

  • 本園の教育は、内閣府の定める『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』における5つの領域(健康、人園関係、環境、言葉、表現)の示すねらいが総合的に構成されるよう教育課程を編成し実践しています。
    具体的には、幼稚園終了までに育つことが期待される生きる力の基礎となる心情・意欲・態度などが、幼稚園生活全体を通じ、さまざまな体験を積み重ねる中で、それぞれの幼児のなかに培われることをねらいとしており、“生活とあそび”を次の二つの側面からとらえて、適切な指導を行っています。
    ?子どもの主体的な活動を通して、子どもたちの自主性・自発性を育んでいきます。
    ?年齢の発達に応じたさまざまな活動を通して、幼児期にふさわしい道徳性や生活習慣などを育み、さらに豊かな情操を高めていきます。